<< 2012年05月 >>
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

【おのぼり】東京スカイツリー(のぼってませんがw)

2012/05/15 00:41

 

週末に東京に行きて、南こうせつのライブ参戦したのは、前回にご紹介したとおり。

 

ライブが楽しかったからか、こうせつの声が聴けて顔が見られたからか、はたまた、ホテルの寝具がよかったから…。とにかく久々にきっちり8時間、一度も目が覚めることなく熟睡できました。

というのも、昨年10月に、実家に居を戻してから、まったく熟睡できてません。父親と二人で生活してるのに、なぜですかね?すごく神経質になってしまっている…。

 

香港生活を含め、17年間一人で自分のペースを確立していたから、いくら親子といえども、いろんな場面で神経質になっているんでしょうね。時には聞きたくもないお小言なんかもあるわけですしww。帰宅したその晩から、また不眠です(笑)。

 

 

 

それはさておき。

 

 

 

ライブの翌日、話のネタにと開業間近の東京スカイツリーを見物してきましたョ! 典型的なおのぼりさんですよね~~(笑)

 

こんなものを作っちゃうわけですよ、人間は。たいしたもんだと思いますよ、マジで

 

当初は「どうしよーかなー」と思ってたんですが、宿が人形町で、それなら浅草線で浅草から東武、あるいはそのまま押上まで行けばよいというわけで、行くことに決めました、朝飯食べながら。

 

 

まあ、業平橋駅は押上駅と「二個一」の存在だということで「代表」で写っていただきました

 

遥か昔は「鉄おた」だったボク、地下鉄を経由して私鉄同士の相互乗り入れが東京には非常に多く、そのジャンクションのひとつである押上という駅に興味があったし、大学生時分には平安文学専攻だったので、在原業平卿にちなむ「言問橋」やら「業平橋」にもひかれるものがあり、何度か足を運んだことがありますが、普通の街で、なぁ~~んだ、と思ったものでした。

 

だがしかし、さすがに駅の地上は雰囲気が変わってますね、あたりまえですが。

 

さらには、世界中からおのぼりさんがやって来て、「口開けて、あほみたいな顔して、カメラ持って上見てる」わけですから(笑)。

懐かしい広東語もちらほら聞こえて、さすが香港人、こういうのは見逃さないなと、微笑ましい限りです。

 

上ばっかり見てるとさすがに首が疲れます

 

上海の「東方明珠」(467.9m)もずいぶん高かったし、高さでは相当劣るけど「マカオタワー」(338m)も展望台のぐるりを命綱つけて「空中散歩」(223m)できるというアトラクションで、高さを満喫できましたが、果たして、ここはどんな感覚を味わうことができるんでしょうかね…。

 

上海の東方明珠(2008年夏撮影)

 

マカオタワーの「空中散歩」を楽しむLeslieyoshiさん

これでもかと命綱を握りしめ、へっぴり腰なのが可愛らしい(2004年秋)

 

今回は、とりあえずは「見た」と言うだけのことですが、正真正銘の「おのぼり」としてタワーにもいずれは上ってみたいですね。なにせ、高いところへ登るのが好きな奴なんで…。

 

お天気も良く、きれいな写真が撮れてよかったです。

にしても、iPhone4Sでここまでの写真撮れるんだから、カメラ持ち歩かないわな…。

カメラ小僧としては、なんともなぁってところです

 

帰りは東武で浅草まで戻って、さっさと帰阪いたしました。

で、東武伊勢崎線も「東武スカイツリーライン」なんて名称になってて、これまた微笑ましい。

 

 

 

 

名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと

とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。

 

『伊勢物語』第九段「東下り」より

 

 

 

と、強引に締めくくってみたりする(笑)。

カテゴリ: その他  > 日記    フォルダ:

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

【こうせつと歌おう!】21th GREEN PARADISE ニュース記事に関連したブログ

2012/05/14 01:15

 

21回目となった恒例の、「こうせつ信者春の御大祭」(笑)とでも言うべきか「GREEN PARADISE」が、ちょっと肌寒かった東京・日比谷公園の野外音楽堂で開催されましたので、いつものように行って参じました!

 

21回目です、と。

こうせつも言ってましたが、「最初に20歳だった奴は、今もう40歳を超えてるんだよ」と。そう言われてみると、本当に21年の歳月の重みを感じますね。

ヤングがキャーキャーと黄色い歓声を上げる飛ぶ鳥を落とす勢いのロックグループでなく、デビューから40数年経過し、老境の域に達した一人のフォークシンガーが、日本の音楽シーンの「聖地」のひとつ、野音で毎年こうしてライブを開催しているというだけで、ファンはうれしいのですよ。

 

と、うれしがりながらも、欲の深いものでして、

「なんだよ~、今年のセットリストは!」

とか、

「ゲスト多すぎで、こうせつの歌う時間が少なすぎる!」

とか、挙句は

「もう来年は来ないからな!ブーーー!」

とか、

いろいろ苦言を呈するわけでして。

まあ、そんなことを肴にして、年に1回くらいしか顔を合わさない「仲間たち」とライブ帰りに新橋あたりでイッパイやるのが、またこの「グリパラ」のよいとろでもあります。

 

さて今回は、大物がゲストで登場しました。

なんと!小林旭が!

いや~、存在感ありましたね。

もちろん、こうせつ世代=団塊世代にとってはあこがれの銀幕スターなんですが、僕も小林旭は好きでして、なぜか中学生のころ夏休みの午前中に日活アクションものがテレビで毎日のように放映されていて、「ひょえ~、かっこええ~!」と釘付けになっていたものです…。

 

ああいう人は歌い終わると、風のようにステージを去ってゆくのですね…(笑)。

 

ゲストで言えば、

おい!渡辺真知子

あんたが

『カモメが飛んだ日~千葉ロッテマリーンズ応援バージョン』

だかなんだか歌ってるまさにのとき、QVCマリンで我がホークスはマリーンズにサヨナラ負けしたんだ!

どうしてくれんだ!!おい!!

 

(と、打ち上げの時に、横にいらっしゃったけど言えませんでしたww。「あ、ど~もぉ~、アハハハ」って感じで(笑))

 

こうせつは最初に「マニアックな歌を」と言いながらも、新旧バランスよく歌ってました(笑)。

アタシ的には『さよならの街』、『ひとり寝のかぐや姫』、『時は流れて風が吹く』がよかったですね。とくに『時は流れて~』は、こみ上げるものがありました

 

まあ、この辺、各人各様の思いがありますからね、3500人近くもいると…。

でもそこは「春の御大祭」ですから、3曲くらいは「これがこうせつなんだよ!!!」なんてのを歌っていただけると、涙がちょちょぎ出たりしちゃうのが、我々世代のファンです。

じゃ、「これがこうせつなんだよ!」ってどんな歌だ?と言われるとねぇ、これまた世代間やいつからファンになったかで、いろいろと意見が分かれるわけで…。ねぇ。難しいわなぁ、チョイスが…。

 

ああ、そうそう、これも書いておかなきゃと、一旦、アップしたあとに思い出した。

去年、仙台市立八軒中学の合唱部員がステージに上がって、もう、その姿を見ると同時に、僕も含め観客のおじさんおばさんは涙目になっちゃったわけだけど、今回、そのお礼にと、校長先生と部の代表の双子ちゃんが来場してステージから皆さんへ御挨拶してくれた。

やっぱり涙目になってしまった…。

なほ、八軒中学のコーラス部の活動については、各自で調べてくれたまへ。

 

 

こんなあんなで、今年もグリパラ行けてよかった。それに尽きます。

2003年に持病が発覚して「生命予後は思わしくない難病」とわかったとき、「あと何回こうせつのライブ行けるかな…」と心細く思ったものでしたが、それから丸9年。今年も生きててよかった。来年も行けますように…。

カテゴリ: エンタメ  > 音楽    フォルダ: 南高節

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 
 

関連ニュース

【上方芸能な日々 文楽】帯屋

2012/05/02 02:50

 

文楽の4月公演も30日に千秋楽。あっという間でしたな。
今公演、文楽には義理の悪いことをしたな…と。
結局、千秋楽で『桂川連理柵』を幕見で見ただけに終わってしまった。
やっぱり4月はこんな暇人にも何かとイベントがあって、なかなか文楽劇場に参じることができなっかたの。近くには何度か行ってるのにねぇ。
まあ、そういう「縁」のない公演もありますな、昔の朝日座時代からもう30年以上の付き合いやしなぁ。

さて、幕見でなんとか千秋楽ギリギリセーフで見ることができた『桂川~』。通称、「帯屋」とか「お半長」と言われてましてね、落語『胴乱の幸助』でもおなじみの作品。
昼の部だからか、千秋楽だからなのか、「満員」と言ってもいい位の入り。でも「満席」とまでは行ってない。それでも客席が8割以上埋まれば、館内に熱気があるし、人形さんのちょっとした動きや、太夫の「クスッ」とくる言い回しにも反応が大きくて、観劇そのものが楽しい、ワクワクする。

 

人形浄瑠璃文楽

平成24年4月公演

国立文楽劇場



『桂川連理柵』(かつらがわれんりのしがらみ)
作者:菅専助
初演:安永5(1776)年10月15日 大坂北堀江座

六角堂の段
三味線の喜一朗は聴くたびに「腕上げてはるな~」と思う。亡き師匠にはまだまだだけど、いずれその域に達するのも夢じゃないのではと、ここ数公演で思えるような感じになってると、アタシは思いますがね。あんまり気にとめてなかった人(ゴメンねぇ)だったけど、いつの間にか気になる存在になってますね。

文字久大夫も懸命な中にほんのわずかに「ゆとり」を感じる語りでした。良くも悪くも真面目な人なんでしょうな、がちがちに固まった語りで「肩凝りますねんけど…」と言いたいこともなくはなかっただけにね、その「ゆとり」いいなぁ。喜一朗が上手くノセたのかもわからんけどね。

帯屋の段
豪華顔ぶれです。これでもか!の布陣です。

切場語りで嶋さん~住大夫、人形さんで簑助&文雀、さらには勘十郎、紋壽。三味線も富助、錦糸と安心と安定のメンバー。「どうだ、まいったか!文楽すごいだろ!」と言わんばかりのメンバー。読売巨人じゃあるまいし(苦笑)。
この布陣、「ありがたや、ありがたや。幕見でこれだけのメンバーが見れるなんて!」と思わせたらシメたもの、なんて文楽側はよもや思ってはないと思うけど…。
小生はなんか釈然としないのですよね。
確かに、嶋さんから住師匠へとつながる切場は圧巻だった。簑助、文雀、勘十
郎、紋壽も至高の舞台を見せてくれた。幕見で観た身としては、「これ、1500円で見せてもらってエエんですか?」と、素直に喜んでおけばいいのだろうけど、いやいや待ってくれ…。
表現が悪いかも知れんけど、文楽はこういう形で「人間国宝の安売り」をしてはいかんと思う。さりとて出し惜しみも困るのだけど…。
いつも言う「できの悪い公演パンフ」の悪い点はここにもあって、「なぜこの布陣でやるのか」の説明が一切ない。公演チラシにもない。きっとこの布陣には何らかの意図があったのだろうけど、せめて「嶋大夫と住大夫が切場を語る帯屋では、嶋大夫の人物描写の妙と住大夫の情感あふれるお半&長右衛門の心情をたっぷりご堪能を」とか「文雀がお絹の賢妻ぶりを、簑助はお半の健気で一途な恋心を思い詰めた表情を人形に醸し出してゆきます」…、だから必見の舞台です! みたいなのが欲しい。

要するにこの布陣で上演するのに、何の宣伝もないのである。これでは「人間国宝や実力者をずらっと揃えたから文句ないやろ」と言ってるみたいやないですか…。残念だな、こういうの。
いつまで住師匠を筆頭とする人間国宝を「超スーパースター」として祭り上げておくつもりなんだろう。もちろん、「超スーパースター」であるし、いつまでも元気に舞台を勤めてもらいたいのだけど、こういうやり方は好きじゃないなぁ。

同じようなこと思ってる人、いっぱいいると思うよ、ホンマに。アンケートにいっぱい書いてやろうと思ったけど、その時点ではまとまった文章になりそうになかったので、気持ちが落ち着いたからとりあえずブログにした。文楽の人は見てないと思うけどw、ちょっと吐き出したかったので。

舞台そのものは、メンバーがメンバーだけに何も申すことはありません。「これぞ文楽」という素晴らしいものでした。その点だけでいえば、この幕見はマジ、お値打ちもんでした。
中でも嶋さんのチャリ場は最高でした。ああいう嶋さんが大好きです。ほれほれ、あの「胴乱の幸助」でもおなじみの一節、

「親じゃわやい、親じゃわやい」。

もう、あそこで思わず

「キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!」

の3連発でしたよ(笑)。Lovely♡嶋さん♡
そして住師匠。もうこの方と同じ空間で「文楽」を共有していることにえも言えぬ幸福感を感じる。いやいや、共有なんておこがましいけど、そう思う。だからこそ、文楽は、そして文楽を生み育ててきた大阪の街は、住師匠をはじめとした人間国宝をもっともっと大事にしてほしい…。

道行朧の桂川
太夫、三味線総勢12人で道行をお送りいたします。

若いな~。咲甫、睦、宗助までは香港へ行く前から見ている顔ぶれかな?――すなわち15年以上のキャリア。

とにかく、咲甫以下、イケメンがそろってるね(笑)。

團吾がなんかとぼけた味があって好きな三味線さんだな。咲寿大夫は自分のメディアを駆使して、一人でも多くの人に劇場へ足を運んでもらいたいと頑張っている。文楽の若き好漢の一人。若い世代の文楽もイイよ~。

文句も言いながらも、やっぱり文楽、好きだから。頼むわ、どうぞよろしいに。
 

カテゴリ: エンタメ  > ステージ    フォルダ: 上方芸能

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

【Go! Go! HAWKS 2012】vsバファローズ5、6回戦

2012/04/20 17:37

 

今季初観戦は4月18日と19日、京セラドームでのバファローズ戦。

 

世間では、和田、杉内、ホールトンの43勝が抜け、川崎が抜けて、ホークスは大変ですなぁ、みたいなことをよく言ってるが、実際はそれほど大変ではない。まあ、今のところは。

4人が抜けたことで最下位に低迷してるわけでなく、和田や杉内が投げたとて、110ボロ負けすることだってあるわけでして、「ああ、和田がおればなぁ、杉内がいたらなぁ」なんて思うことはない。まあ、今のところは。

 

そんな感じで独走とまではいかないが、なんとか首位を走っていた4月のここまでの戦い、盤石の態勢と言えば嘘になるけど、まあ、非常によくやってるんじゃないかと。個々の調子などはまだまだ本格稼働とはいってない選手が多く、本多なんて、この京セラでの3連戦を見た限りは、どん底のスランプに陥ってる模様。本多、明石の12番が機能しないと、思うように点は取れませんね。2戦目、3戦目を競り負けたけど、問題はそこでしたね。

大隣(2戦目先発負け投手)、新垣(3戦目先発負け投手)の「人が変わったような不調な投球」はあらかじめ予想できていたので、点の取り合いになるとは思っていたけど、やっぱり我が軍の攻めの原点は「足」ですから、その急先鋒たる本多と明石が機能しないとなれば、勝ちにいくのは難しい。明石の存在も本多が塁に出ればこそ生きるわけでしてね。

 

2戦目3戦目を落としたことで、一旦3位に下がってしまいましたが、悲観材料ばかりではありません。ペーニャがいよいよ本領を発揮し始めて、この3連戦は大当たりでして、1戦目と3戦目には特大本塁打を放ち、意外と足もイケているところ見せて3塁打も披露するなど打率を上げてきました。3戦目では4DHに座り、それにふさわしい活躍。そう言うてますうちに多村やカブレラも戻ってくるだろうから、本多が本来の姿に戻ってくれさえすれば、申し分ない打線となるのは間違いなしですわな。そうなれば、小久保、松中の負担もグッと軽くなってきて、松中も京セラドームのホークスファンから怒号のような野次を浴びせられずに済むことでしょう()。ま、3戦目で2点本塁打放って、ちょっと見直されてましたが()

松中、待望の今季第1号砲は左翼席の我々の足元のもうひとつ下のスタンドにイン。最初はフェンスダイレクトかと思ってましたので、1呼吸置いて歓声が上がりました(笑)。

 

一応、ファンですので、贔屓の引き倒しオンパレードみたいに今季初観戦の2試合を振り返りました。

 

以下無用のことながら。

ちょっと心配してあげたくなるのが、京セラドームの客入り。バファローズは今季、シーズン前から岡田監督自ら「優勝を狙う」と宣言し、大幅な戦力増強を果たしましたが、出足がちょっと悪く、ようやくこの連勝で借金完済となったのですが、さりとてこのまま突っ走るとも思えません。とは言え、いくら平日ナイターといえども、3戦とも1万そこそこの観衆では、「優勝を狙う」チームのスタンドとしては寂しすぎます。

 

京セラドームのホークスファンは熱いですよ♪

 

いつもながらホークスファンの方が若干多く、スタンドの熱気も押され気味で、なんともなあというところ。球団もあれやこれやと手を尽くし、熱心に集客に力を入れていますし、それは黙ってても客が来るタイガースよりもずっとずっと頑張ってるのですが、どうしても実際の集客につながりません。ここに来るたびにいまだに「パ・リーグの悲哀」を感じてしまうのです。大阪のみなさん、大阪府下唯一のプロ野球球団です、どうかオリックスバファローズにも熱いご声援を!

べるたそも待ってるわよ~♪

 

と、他球団ファンながら、心配しエールを送りたくなる京セラドームのお寒いスタンド風景でした。

 

まあ、旧阪急近鉄のファンの人は、複雑な心境が入り乱れてると思うんだけど…。そこは南海ファンとちょっとばかり思いが違うかもなぁ…。また、我々が入り込んでとやかく言う筋合いでもないからねぇ。

 

カテゴリ: スポーツ  > プロ野球    フォルダ: 南海ホークス

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

【おとなの大中華】迫りくる少女集団2

2012/04/20 02:14

 

 深圳の「下■村」で、「わたしを買え!」と迫りくる少女集団に取り囲まれた我々は、呆然と立ち尽くすしかなかった。

アタシもずいぶん「悪いこと、エロいこと」を重ねてきたが、いくらなんでも10代半ばの少女を連れ出すことはできない…。とは言え、これほどの数の少女が「待機」しているということは、そんなのお構いなしに平気で連れ出している御仁がいらっしゃるということなんだろう。「少女売春」がビジネスとして、立派に成立しているということなんだろう。

「これはあかんな、撤退!」

さすがに意気揚々と乗り込んできたはずの若者ふたりも腰が引けてしまっており、わたしの「撤退!」の声に安どの色が見える。

深圳市内へ戻るタクシーは沈痛な空気が支配していた。初めて目にした「少女売春」の現場は衝撃的だった。何の変哲もない住宅地の、何の変哲もない住宅の、何の変哲もない鉄扉1枚隔てた向こうに、「少女売春」の巣窟があった。

「子供の売春婦がいる」という噂は、ずいぶん前から耳にはしていた。それで想像していたのは、人目の付かない村はずれから怪しい猪牙舟で掘立小屋へ渡り、客の到来にびくびく震えるいたいけない少女を強引に連れ出す…。そんな光景だった。

それがどうだ。鉄扉の向こうにいた10代半ばの少女たちは、世の中のどんな優秀なセールスレディよりも積極的に自分の身体を売ろうとしていた。

2002年夏。折から「日中国交正常化30周年」で、日本の文化人や親中派の政治家は浮かれているが、この現実を見せてやりたい気分であった。

後日、「その道」に詳しい香港人に聞いたところ「下■村」には危険だから近寄るな!と厳しく言われた。

 

---この雑誌連載を書いた時点で、その警告はあっちの国のことですから当然「黒社会」や、公安の突然の手入れに注意しろという警告だと思っていたのですが、実はそうではないということが、ほどなくわかるのです。

 

 

2002年某月某日、香港の新聞や日本語情報誌などがほぼ同時に伝えたのは、この「下■村」の実態レポートでありました。恐らく、本土の新聞がレポートしたものを転載してきたのだと思うのですが、我々が目にした「少女売春」はその一端にしか過ぎなかったというレポートでした。

手元にその時にプリントアウトしておいた、ポータルサイト「シナドットコム」の記事が残っていますので、ざっとまとめてみますと、以下のような内容になります。

 

連日にわたるマル秘潜入取材を敢行した記者からの報告として。(200288日付け)

 

・深圳の「下村」の現在の人口は5万人(うち4万人は流動人口)。

・当地は香港に近く、周囲の環境もなかなか秀麗で、今年(2002年)6月には、福田区政府に「生活モデル地域」と命名された。

一方で、当地には、風俗産業が密集。

・村民によると、この村は香港に隣接しているため、香港人が一時滞在のために部屋を借りることが多いという。その数は少なくとも4千人で、ブルーカラー層が多いようだ。

彼らの月給は6千~1万香港ドルで香港では多いとは言えないが、深圳なら中の上レベルだから、深圳で金を使う。特に当地はこれらの香港人の「楽園」である。

これらの香港人は、ここで若い女の子を「二号」として囲う。

 

・一般診療所の性病および美容整形の診療は認可されていないが、当地では6軒の開業医が公然と「性病治療」の看板を掲げている。

さらに10数軒の「地下診療所」があり、この地に氾濫する「性病市場」に依存している。

・ある「地下診療所」の代表者によると、この村には少なくとも1万人の「小姐」(しゃおじぇ=フウゾク関係の女性)がいて、大部分が地方からの若い出稼ぎ娘で、15-16歳の少女も少なくない。

・彼女たちは十分な文化の知識とセックスの技能技術もない。

・比較的大きな規模の李××診療所の従業員の阿全(偽名)は漏らす私達のところへ来る性病患者は主に若い小姐で、最も多い日で89人、少ない日でも23人来ます」。

・陳××診療所の阿華(偽名)も記者に対して言う。私達の診療所は一日少なくとも4、5人の性病患者が来ます。診療所の経営は性病患者で成り立っています。

ある「地下診療所」の代表者は下■村の「性病市場」を以下のように試算。年間でおよそ17千人が感染、村外の医者にかかる患者(主に男性の遊び客)まで加えて、この村の年間性病患者数は少なくとも2万人は下らないはず。

 

・専門家によると、風俗業従事者の大部分が十分な衛生知識がないままにサービスを提供している。

彼女たちの一部はコンドームを使うが、実際には金銭の誘惑によって、コンドームの使用を放棄する場合も多い。

たとえ品質の高いコンドームを使用しても絶対安全だという保証はない。

性病感染者が使った浴室用品やシーツ、布団に接触することでも伝染する場合がある。

 

と、こんな内容の記事。見出しは

「下■村は二号村」

私に「下■へは近づかないように」と警告した訳知りの香港人は、こうした性病の蔓延が危険だからという理由で警告してくれたのでしょう、恐らく。

記事では触れられていませんでしたが、こんな状況だからエイズも相当な勢いで蔓延していたのは疑う余地もありません。

あの少女の集団が乏しい知識とカネもうけのために、エイズに侵されてしまうような儚い人生を歩んでいくのかは知る由もありませんが、そんな危険を冒してでもカネを儲けたい、そして少しでも華やかな生活をしたいと、心底から思っていたのでしょうか…。それもわかりません。ただ、こういう状況はこの村に限ったことでなく、大陸の各地のごくありふれた日常だということは、広東省各地あるいは大陸各地を旅してみれば、すぐにわかります。

 

小生はこれ以来、下■には行っていません。その後、深圳市政府が大掛かりな風俗業取り締まりを行ったなどという話も耳にしていますが、多分、時間の経過とともに、元に戻っていると思います。そういう産業ですし、そういう国ですし、そういう人民です。

 

もう10年前の話ですから、今の下■がどんな街になっているのかもわかりませんが、多分、あのころのままなんじゃないかなと。新たな少女集団がどんどん供給されているんだろうな…。それに快楽を求める人がいるわけだし、そういう状況へ我が子を売り飛ばさねばならない貧困もあるし、かどわかして商売してる輩もいたりもするし…。だから、延々と続きますよね…。まあ、アタシもあっちでは、色んなお遊びもしてますから、人のことは言えた義理じゃないんですがね…。なんかもう、あの少女集団の売り込みがあまりにもインパクトが強すぎてねぇ…。

 

福原の13ソープ嬢のニュースを見て、10年前の深圳のある村のことを思い出した次第です。

 

*下■村については、深圳や香港の男子諸氏ならぱっと地名がう思い浮かぶと思うのですが、なにせ10年前の話ですし、その後、飛躍的に環境が改善されて、文字通り「生活モデル地区」になっているかもしれないのであえて伏字にしました。

カテゴリ: 世界から  > 中国・台湾    フォルダ: シナの街角

コメント(0)  |  トラックバック(1)

 

【おとなの大中華】迫りくる少女集団1 ニュース記事に関連したブログ

2012/04/17 01:09

 

日本もそういう時代が来たか、みたいなねぇ…。

 


福原に13歳ソープ嬢がいた!経営者を書類送検

 

当時13歳の女子中学生を神戸・福原のソープランドで働かせたとして、兵庫県警生活環境課と兵庫署が、児童福祉法違反(有害目的支配)の疑いで、神戸市兵庫区の経営者の男(44)=売春防止法違反罪で起訴=を追送検していたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。13歳の少女がソープランドで勤務していたことが確認されたのは極めて異例という。………。

 


この記事を見て思い出したのが

「迫りくる少女集団」事件。

ああ、アタシ自身の思い出ですよ。

以前もご紹介したように、香港在住中のある時期に、在港邦人向けの「エロい本」に連載を持っていたことがありまして、そこで書いた記事をリライトしてみますので、ご笑覧を。

 

ある週末の夜、何かにつけて「ヤル気満々」の若者ふたりとともに深圳へ乗り込んだ。カラオケクラブで楽しいひと時を過ごし、定宿としていた中級ホテルへ引き上げ、「さて、寝ようか」と思ってたら、連れの若者ふたりが「にぃさ~ん、夜はこれからですよねぇ?」と目をギラつかせながら部屋にやってきた。若者ふたりはどうしても「一発」かましたいらしい()

それならと、「髪廊」ストリートへご案内。

(注)---「髪廊」とは見て字のごとく、理髪店とか美容院のことですが、深圳で深夜の時間帯に営業している「髪廊」の多くに、理髪の設備なんてございません。店舗には女性が数名。その子達と店舗のお二階または、近所のお部屋であれやこれやをやるわけで、要するに「売春」のお店なんです。

ところが、あれほどいきりたっていたふたりが、「病気は大丈夫ですかね?」なんて急に弱気になっている。「じゃ、帰ろうか?」と言えば、普通話が達者な若者の一人・Kがタクシー運転手となにやら交渉中。

 

「女の子連れ出せるとこ、知ってるそうです!!」

 

深圳市街地の西郊方面へ15分ほど高速を走っただろうか?いや、実際にはもっと短かったのかもしれないが、ワクワク感以上に何とも言えない不安感が勝っていたため、長く感じたのかもしれない。

「下■」というごくありふれた住宅街に到着した。運転手は「女のことなら、そのへんに立ってるおばはんに聞け」と言って、我々をおろした。ほどなく、前歯が1本抜けた「いかにも」な風体のおばはんが現れ、

 

「見るだけでええから、のぞいて行きなはれ~」

 

おばはんは、通りに面した住宅の入り口の鉄扉を開けて、半ば強引に我々を押し込んだ。ガチャンとドアが勢いよく閉まった瞬間、我々は目が点になってしまった。

10畳ほどの広さの部屋には、女の子、いやいやまさに「少女」が40人ほどおり、我々の到来と同時に

 

「わたしはサービス満点よ!」

 

とか

 

「わたしを抱かなきゃ後悔するわよ!」

 

などと口々にわめきながら我々を取り囲んでしまったのだからびっくりだ。

まるでバレエかピアノの発表会に赴く少女のような化粧をした10代半ばと思しき少女たちに「わたしを買え!」と迫られるなんてことを体験する男が世の中にどれだけいようか?もちろんウハウハと舞い上がったわけではない。ある種の恐怖を覚えてしまうほど、凄まじい光景だったのだ。地元の子なのか、はたまた、地方から売り飛ばされてきた子なのかは知らないが、

「こんなん、あかんで。なあ、中国、あかんで…。何やねん、中国って? これが『中国のショーウインドウ・深圳経済特区』なん?あかんて…。」

頭の中にはひたすら「あかんて」と「??」が渦巻くばかりであった…。

 

まあ、これは前編です。もったいつけるわけではないですが。やっぱり思い出してみると「キツイ」光景です。もちろん、ホイホイ行った我々も誉められたもんじゃないですが。後編は、別の意味で「キツイ」話が続きますが、よければお付き合いのほどを…。

 

カテゴリ: 世界から  > 中国・台湾    フォルダ: シナの街角

コメント(0)  |  トラックバック(1)

 
 

関連ニュース

【上方芸能な日々 落語】第318回NHK上方落語の会

2012/04/10 00:58

 

たまには「タダ」で落語会もよいでしょう(笑)。

 

噂では大変な競争率らしい『NHK上方落語の会』。

幸運なことに抽選に当たりまして、4月5日の夕刻、NHK大阪ホールへ。

整理券配布のころには公開スタジオで夕方のヤング向け番組『あほやねん好きやねん』の生放送が始まっておりました。

「NMB48」なる少女演芸部隊の数名が出演。レギュラーが桜 稲垣早希とガリガリガリクソン。あたしゃ、NMB48なる集団を初めてナマで見ましたよ。まあ、「ああ、そうですか~」ってとこですが、アタシと大して年齢が違わないであろうおっちゃんたちが、スタジオの外から双眼鏡で彼女たちを眺めておりますねぇ、えらい鼻息で(笑)。どうでもいいような発言ひとつひとつにすんごい反応でして、もう…。で、こういう人たちって、大体がマスクしてますな(笑)。

 

さて、落語。

ざっと1000人の観客。予想はしてましたが、非常に年齢層が高い。

まあ、アタシもこの日は午後に病院の予約があり、診察が何時に終わるかわからんし、さりとて夕方には終わってるだろうから、行けるだろうという目論見で応募したわけでして、なかなか普通の勤労者は平日の夕方5時半にNHKホールには来れしませんわな…。

 

それぞれの演目はいずれ、NHK近畿ローカルの『上方落語の会』や全国放送の『日本の話芸』でオンエアされますんで、ネタバレになっちゃNHKも嫌がるやろうから、ざっと振り返っておくにとどめます。

 

<ネタ帳>

『つる』 笑福亭松五

『喧嘩売買』 桂文三

『鹿政談』 桂枝女太

中入り

『天狗さし』 笑福亭瓶太

『二番煎じ』 桂雀三郎

 

ひとこと

・松五---「まつご」じゃないよ「しょうご」と呼んでね

・文三---お、こういう線で行こうというわけね

・枝女太---余計な前髪(笑)なくなって、話もすっきりしてきたね

・瓶太---こういうサゲやったかな、このはなし

雀三郎---別格ですな。サービス精神の宝庫とでも言いますか

 

やはり番組収録ということで、制限時間が厳しいんでしょう、どちらさんもサゲ直前に話がバタバタとあわただしくなるのは致し方ないか。

それでもさすがに雀さんは別格で、全然そんなこと気にさせない自然さがあってさすがでありました。会場の「笑いのボリューム」が他の4人とはケタ違いでした。

 

久々に1000人超規模の大きな会場で落語を聴きましたが、アタシとしてはやっぱりしんどいなと思いました。自分の聴力の影響もあるけど、500人規模の会場が限界ですわ。

 

カテゴリ: エンタメ  > ステージ    フォルダ: 上方芸能

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

【上方芸能な日々 落語】「月亭八天の嘘も誠も都構想~月亭八方一門会」

2012/04/03 23:51

 

意外や意外。今年初の落語鑑賞が41日になろうとは、怠慢もいいところであります。大阪市内ぐるり見渡せば、日々、1015の落語会がどこかで開かれているというのに、これはいけませんな。まあ、タイミングというものがございますのでね、こういうのも…。

 

さて、その今年最初の落語鑑賞は天満天神繁昌亭で行われた「月亭八天の嘘も誠も都構想~月亭八方一門会」。

先日、吉本興業より大々的に発表のあった、月亭八天師匠の「17代目文都襲名」。八天としての活動はあと1年というわけで、「嘘も誠も都構想」としゃれっ気のあるタイトルで八方一門会が開催と相成った次第。

「文都」という名の曰く因縁や襲名のいきさつについては、吉本のHPに詳細ありにつき、割愛。

http://yoshimotonews.laff.jp/news/2012/03/post-2df9.html

 

月亭八天の嘘も誠も都構想~月亭八方一門会

天満天神繁昌亭

 

「文都」については、ちょっと思い出がある。

香港にいたころ、夜の楽しみと言えば、国内にいては恐らく見ないであろうニュース以外のNHKの番組を「ゴールデンタイム」に見ること()。まあ、それなりの契約料を払って「NHKワールドプレミアム」を受信しているのだから、しょ~もない番組でも見なけりゃ損だし、なんと言っても、日本語なのがとても安心()

そのひとつに『BSふれあいステージ』というのがあったのよね。これ、国内では夕方1800からBS2で放映されていたのを、ワールドプレミアムでは香港時間の2310から放映された番組で、晩飯食って風呂も入って、ほっと一息という時間帯だからどうしても見てしまう。「裏番組」たる香港の地上波がこの時間帯はこぞってCMタイムだから、余計にね。

その『ふれあいステージ』で「花の落語家六人衆」という大喜利コーナーがあって、その六人衆の一人だったのが、先代文都たる「立川文都」師。お江戸の噺家さんなのだけど、出身が大阪ということで、話し言葉も大阪弁。この番組で、文都さんの落語も何度か聞いたことがあり、「立川」だけどやってるのは何気に上方落語という異色のメンバーで、とても印象に残っている。そんなわけで自然と大喜利のゲームなんか応援してしまう、面白いですよねぇ、こういう気持って。

そして、進行役の中川緑アナがしれ~っとした顔で、ガンガン突っ込むのがなんともおかしみがある、NHKらしさ満点のお笑い番組であったのです。

で、番組放映も終わり、「花の落語家六人衆」も忘れかけていたころ、「立川文都逝去」の報が…。先代圓楽師匠と同じ日に…。

そのころに「文都」という名が上方ゆかりの名であるということを知ったわけですが、まさかその「文都」を、香港での「桂文珍独演会」がきっかけで知り合った八天師匠が襲名されるとは、「これもまた『香港つながり』ですか?」なんて具合にかなりびっくりしたし、今もなお「へぇ~」と思っておる次第。

 

<ネタ帳>

月亭天使「鉄砲勇助」

月亭八斗「四人ぐせ」

月亭八天「天神山」

中入り

月亭八方「AKO47~新説赤穂義士伝~」

八天「二階ぞめき」

 

集客が難しいとされる日曜夜の会でしたが、満員の繁昌亭。『天神山』は季節感たっぷりに枝雀式のサゲ。師匠・八方もノリ良く話題の自身の新作落語。八斗が見るたびに成長してるし、天使も高座姿がすっかり様になっている。熱気あふれる繁昌亭で襲名へのカウントダウン、いよいよ始まった…。

カテゴリ: エンタメ  > ステージ    フォルダ: 上方芸能

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

【ノスタルジア南海ホークス・番外編】フライヤーズ・ファイターズの巻

2012/03/29 01:35

 

「ノスタルジア南海ホークス番外編」もいよいよ最終章。今回は東映フライヤーズ、日拓ホームフライヤーズ、日本ハムファイターズの巻。

このチームは最もなじみが無い球団ですね。南海戦を見た回数が一番少ないと思いますね。同じ東京の球団でもロッテは、「首位攻防戦」とかもありましたから、それなりに観戦回数がありましたがねぇ。その割には、後楽園球場や東京ドームには何度か「遠征」してます。どないなん()

 

 

<先発オーダー>( )内は控え

1 中 島田誠(白仁天、猿渡寛茂)

2 二 大下剛(菅野光夫、白井一章)

3 右 クルーズ(毒島章一、千藤三樹男)

4 指 張本勲(ソレイタ、大島康徳)

5 一 大杉勝男(柏原純一、津末英明)

6 左 ミッチェル(ブリューワ、岡持和男)

7 三 古屋英夫(阪本敏三、富田勝)

8 捕 加藤俊夫(高橋博、大宮龍男)

9 遊 田中幸雄(行沢久雄、高代延博)

南海が「1番、センター、広瀬」や「4番、キャッチャー、野村」が「公式」であるように、阪急は「1番、センター、福本」も「公式」であるように、ここは「1番、センター、島田誠」は絶対はずせないですね。また同時に、大下、張本、大杉もはずせませんね。というわけで上記のようなラインナップに。気持ちとしては白仁天も外したくなかったのですが、やはり、島田誠でしょうね、ここは。

その他のメンバーも割とスムーズにラインナップできました。むしろ、控えの方が小生の好みが出ているかもわかりません。東映からの低迷をそのまま引きずっていたころは、この控えメンバーのうち、猿渡、千藤、高橋博、富田、行沢あたりも先発メンバーに名を連ねることもしばしばでして、特に高橋、富田は南海出身ということもあって、一応、注目はしていましたね。

岡持も印象深いですね。何が印象かというと、ライトの守備についた時、南海ファンのほろ酔いのおっちゃんが、絶妙なタイミングで「お~か~もちぃ~~!」って大向こうの掛け声を発するんですよね()。もちろん、彼の名前は「おかじ」なんですけど。そのタイミングと間延びした掛け声が非常におかしみがあって、外野席の観客、特にチビッ子ファンは腹を抱えて爆笑してました。なんとのどかな日曜の昼下がりだろうと、実にほのぼのしたものです()

前列左に大下、右に阪本

後列左から、白、張本、大杉

魅力的なメンバー!

 

<代打専科> <代走専科>

この2項目は、まったく印象がありません。70年代後半の代打なら上垣内誠とか渋谷通とかですか?違うよな…。代打の切り札というわけではなかったと思うけど、中日から移籍してきた井上弘昭はなかなかしぶといバッターだったなあと。代走は思いつかないです…。

 

<先発15勝以上経験者)

森安敏明-右 昭和43年・16

金田留広-右 昭和44年・18勝、45年・24勝、46年・15勝、47年・20勝・最多勝利

高橋直樹-右 昭和50年・17勝、52年・17勝、54年・20勝、*58年・最高勝率

木田勇-左 昭和55年・224S・最高勝率・最優秀防御率・最多勝利・最多奪三振・新人王・リーグMVP

間柴茂有-左 昭和56年・15勝・最高勝率

工藤幹夫-右 昭和57年・20勝・最高勝率、最多勝利

西崎幸広-右 昭和62年・15勝、63年・15勝・最多勝利

松浦宏明-右 昭和63年・154S・最多勝利

金田留と高橋直が代表的なエースなんですが、金田留はロッテに移籍後すぐに優勝、日本一に貢献したし、小生自身が東映のエースという印象がないので、好成績ですがはずれてもらい、ロッテの先発陣に加わってもらいますね。

となると、フライヤーズ~ファイターズの真のエースは高橋直ですね、揺るがないですね、この地位は。

森安も例の件がなければ、毎年10勝~15勝は確実に上げていたんだろうから人生、一寸先は闇ですな…。

木田は1年目に投手部門のタイトルを総なめしたわけですが、翌年の優勝への貢献度という点では、少し後れをとった感があります。それ以降、2ケタ勝利はなく、平凡な投手になってしまいます。なかなか「エース」になるというのは難しいもんです。

西崎はかっこよかったですね、その程度の思い出です()。んなわけで、ローテは、金田留を除く皆さんで廻していただきましょうか。

初期の日本ハムのユニフォームがなんとも懐かしい高橋直樹

 

<準先発10勝以上経験者)

高橋善正-右 昭和43年・13勝、47年・10

皆川康夫-右 昭和46年・11

森中通晴(千香良)-右 昭和47年・11

渡辺武秀-右 昭和48年・11

新美敏-右 昭和48年・12勝、49年・122S

野村収-右 昭和50年・11勝、51年・132S

高橋一三-左 昭和51年・103S56年・14

佐伯和司-右 昭和53年・13勝、54年・11

村上雅則-左 昭和531210S

杉山知隆-右 昭和54年・11

岡部憲章-右 昭和56年・13勝・最優秀防御率

柴田保光-右 昭和60年・111S61年・144S

津野浩-右 昭和61年・10

金沢次男-右 昭和61年・10

このあたりの投手は入れ替わりが激しいですね。まあ、それは他球団も同じで、10勝レベルの投手ってのは、常にトレード話の俎上に上るんですね。で、南海がらみの投手が森中と村上。森中については「プロ野球ニュース」の解説者という印象しかありませんが、南海では3年連続二桁勝利、昭和38年には最高勝率を獲得していますから、なかなかの好投手だったんですね。村上の昭和53年の1210Sは驚きでした。で、ローテの谷間として4人ほどピックアップしておきましょうか。高橋善、新美、野村、高橋一ですかね、小生の印象に残る投手は。

 

<中継ぎ(中継ぎ登板20試合以上)

宮崎昭二-右 昭和43年、44年、45年、47

松本俊一-右 昭和43

中原勇-左 昭和46

山崎武昭-左 昭和48

村上雅則-左 昭和51年、52

江田幸一-右 昭和52

宇田東植-右 昭和54

川原昭二-右 昭和57年、58

田中幸雄-右 昭和60

岡部憲-右 昭和61

まあ、このメンバーではっきりと記憶してるのは、マッシー、宇田、川原、田中幸雄ですな。田中幸雄は同姓同名で内野手が同時期にいて、ややこしや~。宮崎って人も、そういえばいたかなぁ…って感じ。まあ昭和40年代なんて、中継ぎがどんどん出てくるチームは投手力の弱いチームって感じだったから、印象に残ってなくて当然だが、こうしてみると、宮崎って人はかなり活躍してたようですな。というわけで、中継ぎ陣は、宮崎、宇田、川原で。マッシーは、南海の貴重な左の先発で!

 

<抑え(完了試合40以上経験者)

皆川康夫-右 昭和50年・810S

村上雅則-左 昭和53年・1210S

江夏豊-左 昭和56年・325S・最優秀救援投手・リーグMVP57年・829S・最優秀救援投手、58年・234S

川原昭二-右 昭和59年・414S

ここは江夏で決まり。南海で最多セーブ(昭和52年)を獲得したけど、南海には佐藤道郎という絶対的な抑えがいるので、ファイターズに譲ります()。南海2年目でリリーフエースとして新境地を開いたけど、野村の騒動で広島へ移籍しちゃって、まあ、仕方ないことだったけど…。

結局、ナマで見ることができなかった日拓時代の「曜日別七色のユニフォーム」!  都市対抗みたいですな

 

フライヤーズ~ファイターズは、冒頭でも言いましたように、南海ホークスの対戦相手でもっとも印象の薄いチームでした。日拓ホーム時代なんて、1年間だけだったこともあるでしょうけど、一度もナマ観戦した覚えがありません。基本的に弱いチームでしたから、わざわざ見に行こうという気にもなりませんしね。まだ東映はナマで見た覚えがかすかにありますが、正確な記憶なのかどうかもあやふやです…。そんな相手ですが、森中、マッシー村上や江夏、高橋博や富田、柏原がいて、青野に江本に佐野、小田義人や三浦政基、杉田久雄が向こうから来てと、比較的人的交流があったチームでしたね。まあなんと言っても、大下、張本、大杉、白仁天に尽きますね、このチームは。小生にとっては、ダルビッシュやハンカチくんよりもずっとずっと印象深いですね。

 

カテゴリ: スポーツ  > プロ野球    フォルダ: 野球

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

【香港特区行政長官選挙雑感】 ニュース記事に関連したブログ

2012/03/27 01:38

 

すでに報じられている通り、香港特別行政区次期行政長官は梁振英氏で決定。

左が次期長官に決定した梁振英。右は現長官の蝶ネクタイ・ドナルド。小さいね

 

今回は行政長官選挙初の「親中派対決」となったことで、久々に香港が海外メディアの注目を浴びたが、結局のところは、「団派vs太子党」という派閥抗争を香港特区行政長官選挙に投影させたものであり、もし、この派閥抗争が国内で本格化していなければ、例のお決まり文句「香港の一層の中国化を懸念」てな一言で片づけられていたのでありましょう。

そんな香港の「中国化」を心配する前に、日本のそして日本人の「中国化」を心配しなけりゃいけないと思うのだけどねえ…。

 

それはさておき。

 

まず、お断りしておくと、小生は親中派ではないけれど、徹頭徹尾の「反民主派」だということ。民主派こそ返還後の香港をミスリードしていると思っている人間ですので、そういう視点で語りますのでご承知おきを。

 

国内の派閥抗争をうまいこと投影された形の今回の選挙結果だけど、何がどう転んでも、梁氏の次期長官はほとんど動かないところだったと思われます。もはや香港を離れて2年以上が過ぎた身の上で、あれこれ言うのも憚られるところではあるけれど、返還を挟んで15年間住んで、それなりに香港の政局に注目してきたわけでして、すでに前回の2007年に現職の曾蔭権氏が再選された時にも、何人かの人たちと「次は誰かな?」という話題になった時、大抵は「梁振英で間違いないでしょう」ということに落ち着いていたという次第。

何ゆえか? これはもう「総合的なマネジメント力」に尽きるでしょう。別に梁さんと会ったことがあるわけでも何でもないので、断定してはいけませんが…。

今回の選挙前の対抗馬である唐さんへの「何がしかの筋」によると思われるネガティブキャンペーンの対応を見ていると、「醜聞=スキャンダル」そのものよりも、そういったことへの対峙の仕方がまったくヘロヘロで、こんな御仁には香港の行政を任せるわけにはいかんだろうというもの。

 

では、選挙権のない一般的な香港市民各位はもろ手を上げて梁さんを推すのかと言えば、そうでもなく、「模擬選挙」なるものの結果、約55%が「白票」を投じて、選挙自体の無効性を訴えております。

がしかし。こういったものは、だれが立候補しようと、現在のたった1200人で選出する行政長官選挙の制度の下では、同じような結果になるだろうから、そんなに参考になるような数字ではないように思う。ただ、この「模擬選挙」には20万人を超す人が投票したというのだから、香港市民の現行制度への不満はかなりのものであるのは確か。これは20数万人が「デモ」をやって、不満を示威したのと同じようなもんですな。

 

一応、次の行政長官選となる2017年には「直接選挙」が実現するとされているけれど、それがいわゆる「人気投票」や「流行票」にならぬことを切に願うものであります。きっとジョルダーノあたりが「普通選挙Tシャツ」なんかを大々的に売り出して、「これを着て投票に行こう」なんて商売をやるだろうなんてことは、容易に想像できる…(笑)。

で、民主派に梁さんみたいに「マネジメント力」に長けた人材があると思えず、また、親中派人士以外に中央との関係を上手にコントロールできる人材があるとも思えず。「人気」や「流行」に乗ったがため、民主派が台頭し、結果として「民意、民主のファシズム」が吹き荒れ、香港が「デモと怒号の都市」と化してしまったのは、これまでも何度か拙ブログでお伝えしてきたとおり。

 

梁何某が親中派だろうが共産党「地下」党員だろうが、現行制度が「中共管理下の選挙」であろうが、それは民主派が選挙制度を攻撃するためのネタに過ぎず、要するに、香港の長たるものは、中央との関係をうまく調整できて、香港の財布のやり繰りが上手ければよいのであります。次期行政長官梁振英が試されるのは、何よりも、そこなのであるのは言うまでもないことでありましょう。

まあ、それでは返還時に「香港を見守る!」と大見得を切った西側メディアはおもしろくないのでしょうけど()

 

カテゴリ: 世界から  > 中国・台湾    フォルダ: 政治@香港

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 
 

関連ニュース